こんばんは
さて、本日もマニアックな世界へようこそ。
え、いつもそうじゃんと思ったそこのアナタ。
ハイ、正解。
今日は、先日執り行われた天皇陛下「即位礼正殿の儀」や「祝賀御列の儀」について
ヘアメイク的に勝手に熱く語るという
ほんと興味ない方にとってはマニアックな世界。
はい、スタート。
もっとオンナを満喫する
旬顔ヘアメイクレッスン主宰
三上さくらです
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先日の「即位礼正殿の儀」
テレビの前で拝み倒して拝見させて頂きました。
儀式自体も勿論目が釘付けでしたが、何とも印象的だった天皇陛下のお言葉。
日本の平和
そして世界の平和
それには国民の叡智とたゆみない努力を。
————
こちらもぜひ
↓
なぜ神の国なのか?『祈る国に住む者と自覚せよ』
さて、ここから必死こいてTV画像を撮った写真多めです。
ハー、ため息。
厳かで優美、礼、伝承の世界。
見入ってしまいますね。
思い起こせば
日曜朝の『皇室アルバム』と、週末深夜の『ファッション通信』はマストで観るという
ちょっと振り幅すごくない?っていう中学高校時代を過ごした私。
当時、皇太子様のお后候補ブームというのがあって
高校生だった私は、当時の雅子皇后と同じボブヘアにして思いっきりプードルみたいになった(白目)
黒歴史さえあるほど、才色兼備のその美し過ぎるお姿に憧れていました。
(遠い目)
って話本題に戻って
「即位礼正殿の儀」の装い
調べてみると
天皇陛下は「御束帯 黄櫨染御袍」をお召に。
この束帯は天皇陛下のみ着ることが許される禁色であり、色は黄櫨染(こうろぜん)。
ちなみに「黄櫨染」という染めは、「一番高く上がった時の太陽の色」だと昔から言われているそう。
そして紋。天皇陛下と秋篠宮文仁皇嗣殿下ではやはり違うものだそうで(この辺割愛)
お恥ずかしながら、知らない事ばかりでした。
続きまして皇后陛下。
ここで私が注目したのはやはりその御髪。
大垂髪(おすべらかし)
平安時代の貴族女性の髪型。
このサイドの髪の張り具合(毛流れ)がとっても高貴な印象を受けました。
ちなみに
これまで私自身ブライダルのヘアメイクを多分800件くらいは担当してきて和装日本髪も随分担当致しましたが
残念ながら十二単に大垂髪スタイルには出会えませんでした。
実は
神社もブライダル会社と提携していると言う所もかなり多く、担当美容や日本髪も決まったフォーマッ
トでとなる事も多いわけですが
前撮りなどのウェディングフォトなどでは扱っておられる業者さんもあるので
記念に「十二単で大垂髪」というのもやはり素敵だなと思います。
(注:現在はウェディングヘアメイクは行っておりません)
それにしても・・・
衣装だけでも相当な重量があるわけですよ。
こりゃ体軸と体力ないと歩けませんね。
そしてその佇まいとは一朝一夕にはならず。
撮影現場のモデルもそうですけど
そこに立ってるだけで絵になるというのはやはりその人の持つエネルギーみたいなものが
とても大きいなぁと感じます。
さて
必死こいてバックショットを・・・
御髪の長さも長い・・
この時代の女性たちは、眠る際枕元に置いた箱にとぐろを巻くようにして御髪を入れておいたとかなんとか。
そもそも装いや髪型には歴史的流れが顕著に現れると思いますが
毛流れ一つ、身につける色一つでその格や示す年齢も違ったり
その時代時代の女性たちの生活ぶりも伺い知れたりするわけです。
髪型を知る事は時代を知ることが出来るので
これだけでもすごく勉強になるなと思います。
私も日本髪に魅了されて
もう日本には少なくなってしまった髪結い師さんに文金高島田結いを習いに以前通った1人ですが
その技術者はもう何十年もかけて
いや、一生かけて技術を学び伝承されておられます。
それくらい奥が深い。
そしてやっぱり日本髪とは非常に美しい。
っと
この辺の話も長くなるので割愛。
最後に先日の「祝賀御列の儀」
こちらも最高のお天気に恵まれて素晴らしいパレードでしたね。
同じくTV前に鎮座。
ずっしりと華やかなティアラ
横から見ても美しい
ヘアは下目のシニヨン
ティアラを埋め込むようにセットされておられますね。
ここまで大きなティアラだと
やはりそれを支えるヘアの土台もしっかりと、となります。
それにしても洋装もより一層華やかで素敵!!
っとちょうど3が並んだよっていう。
画像はネットよりお借り致しました。
おまけ)
こちら懐かしきお姿。
前髪は潰しておでこと耳を出しフレッシュなのに
大きくたっぷりとした下目のシニヨンが
なんともエレガント!
んー、高貴で素敵ですね。
あー
語り出したら止まらない。
今日もマニアックなブログをお読み頂きありがとうございました!
こちらも良ければどうぞ
【時代とヘアメイクとファッション】50年代・60年代
ではまた!!
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