三上さくらです
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今朝、ふとしたタイミングで過去の畳み切れなかった感情がまた湧いて来たので畳み直したところだった。
簡単に言うとこんなこと。
2011年、東日本大震災を機に私は自分の生き方に強く疑問を感じるようになった。
と言うか、「もうこれ以上自分に嘘が付けなくなった」と言った方が近いかもしれない。
好きで突き進んできたヘアメイクの仕事だが、ありがたいことにたくさんの良いチャンスにも恵まれラッキーすぎるほどだったが
どこかまだ真の意味で自分の人生を生き切れていない焦燥感みたいなものも感じていた。
今思い返すと完全なる「他人軸」で生きて来たんだと思う。
そしてある種それに気付きながらも「目の前の仕事」をこなすことで未来への不安を誤魔化しどうにか自分を肯定していたけれど、あの地震で見ないフリをして来たそれも一緒に炙り出された。
「このままじゃなんかヤバイ」
「変わらないとマジヤバイ」
自分の心の声に気付いてしまったわけだから、自分に嘘など付けずだからと言ってどうしたらいいか?も全く見えない真っ暗闇の中にいた。
そんな沼みたいな状態なわけだから、自分の軸などもはやお豆腐だ。
最終手段、今ある状況を半ば強制終了しないといけないと思った。
一旦、リセット。破壊。
あの時は突き動かされるあの感情だけが私の真実で、だけど私は今でも後悔している大きな一点の過ちを犯した。
それは他人に正直でなかったことだ。
YESマンの私は他人にNOを出せなかった。
軌道に乗った枠のある世界から一歩踏み出す勇気が持てないのに
「できません」「無理です」とかもしくはもっと先にそれを相談する勇気もなかった。
根底にあるのは完全に「嫌われたくない」だった。
とてもお世話になった人たちに対してちゃんと本音で自分の感情を伝えることができなくて
よくある建前というある種嘘でもって事なきを得ようとしたが、そんなわけでにはいかず結果ご迷惑をおかけした。
そしてたくさん傷付けてもしまった。
その時は完全に自分が悲劇のヒロインで被害者ドラマをやりまくっていて、ほんと真っ黒な黒歴史。
もっと最初から正直にいればよかったし、もっと自分も周りも信じればよかった。
本当に自分に心底自信がなかったんだと思う。
確かその際、父に相談した時のことだったと思う。
「正直にいかんば!お前がこれから生きていく世界は誤魔化しが効かんぞ。面と向かって正直に自分の気持ちや意見ば伝えられんようじゃ、ピンで到底やって行けんぞ。」
なんかそんな意味合いのことを言われてハッとした。
専門職で経営者で実直な父の言葉が腹の底から響いた。
そして、今ならその言葉の意味が少し分かる。
誤魔化しなど建前など本当に通用しない。
自分にも他人にもリスペクトを持らなければスタートライ
ンにすら乗らない。
あれから10年
多分ちょっとは進歩した。
ありがたいあの経験からとりあえず正直には生きている。
自分に心底自信があるかと聞かれると正直まだそうとは言い切れないけど、自分らしく生きているとは思う。
そして何度も何度も気付きを与えてくれた人達に環境に本当に感謝しかない。
本当にありがとうございます
そんなことをふと思った今朝。
さー、今日もえいえいおー。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた!
▶︎あなたの世界観に合うメイクってどんなもの??
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